メイクアップの有用性

メイクアップには、大きく分けて次の3つの有用性があると考えられます。

●美的有用性

肌の悩みや欠点をカバーし、顔立ちを強調することで美しく見せることが、メイクアップの原点ともいえます。

●心理的有用性

メイクをすることで自分に自信が持てたり、積極性が出て活動的になるなど、心理的なメリットも大きいとされます。例えば、老人施設でお年寄りにメイクを施すことで、気分が明るく前向きになった、自分で歩こうとしなかった方が歩くようになった、などの事例が知られています。

●保護的有用性

ベースメイクは、スキンケアのラストステップともいわれます。肌老化や皮膚がんなどを引き起こす原因となる紫外線や大気汚染、乾燥などの外的要因から肌を守るためにも、ベースメイクが果たす役割はとても重要です。

これら3つの有用性を効果的に発揮させるためには、高品質で安心・安全なメイクアップ製品を選ぶこと。また、自分の肌タイプや仕上がりの好みに合わせて選ぶことが大切です。
 

メイクアップ化粧品の種類と役割

・化粧下地
肌の表面に膜を作り、ファンデーションを塗るときの刺激を軽減したり、密着を高めます。また、ファンデーションが毛穴に詰まるのを防ぎ、メイク落としをスムーズにする役割もあります。

・コンシーラー
部分用ファンデーションとも呼ばれ、シミ、ソバカス、クマ、ニキビ跡などファンデーションでは隠し切れない悩みや欠点をカバーします。

・コントロールカラー
肌の赤みやくすみ、色ムラなどをカバーする化粧下地のこと。赤みが気になる肌にはグリーンやイエロー、血色が悪い肌にはピンクなど、悩みや目的に応じていろいろな種類があります。

・ファンデーション
肌色を好みの色に整え、つや、ハリ、透明感を演出するファンデーション。シミ、ソバカスなどの欠点をカバーしながら、顔立ちに立体感を与えて美しく見せます。また、多くのファンデーションには、紫外線を遮断する効果のある酸化亜鉛、肌への密着性を高めるマイカなどの成分が配合され、紫外線をはじめとする外的刺激から肌を保護する効果があります。

・フェースパウダー
主にファンデーションの仕上げに使用するパウダーで、余分な皮脂や汗を吸収して化粧崩れを防いだり、光を拡散して肌を立体的に見せるなどの役割があります。

・チークカラー
顔の頬骨を中心とした部分に使うメイクアップ化粧品で、血色を良くし、顔に立体感を与えながら肌色を美しく見せます。

・アイシャドウ
目もとに立体感を与え、印象的な表情を演出します。また、一重まぶたや奥二重など目もとの悩みをカバーする効果もあります。

・口紅
唇の色や形を補整し、魅力的に見せるメイクアップ化粧品。また、保湿効果で唇のあれを防いだり、つややかに見せる効果もあります。