年齢と歯の健康

歯は、食事を摂るために欠かせない存在。また、噛むことで脳細胞を活性化させる、唾液の分泌を促して抗菌作用を高める、言葉の発音をサポートするなど、さまざまな役割を担っています。日常生活を快適に、健康的に過ごすためにとても大切なパートナーなのです。

年齢別・歯の状態とケアのポイント

●乳幼児期

・歯の状態
エナメル質が薄く硬度も弱い乳歯は、虫歯になりやすく進行が早いので注意が必要です。
・ケアの注意点
規則正しい食生活と、食後の歯みがきを習慣づけましょう。

●学齢期

・歯の状態
乳歯と永久歯が混在するため歯みがきしにくく、歯ぐきの炎症が見られる場合も。
・ケアの注意点
歯みがき習慣がおろそかになったり、食生活が乱れることのないよう、大人がきちんと見守ることが大切です。

●成人期

・歯の状態
歯周炎で、歯を失うリスクも。親知らずが生える人もいます。
・ケアの注意点
歯肉炎は自覚症状がないまま、歯周炎へと進行する場合が。また、治療後の詰め物からまわりの歯が虫歯になる場合もあるので、歯科への定期健診を習慣にしましょう。

●高齢期

・歯の状態
歯を失った場合はブリッジや入れ歯などを使い、噛む・飲み込む機能を維持することが大切です。
・ケアの注意点
歯の付け根の虫歯が増える時期なので、歯間ブラシなどでお手入れを。また、入れ歯のお手入れをきちんと行い、残った歯を大切にしましょう。

8020運動とは

1989年、厚生労働省と日本歯科医師会によって始まった「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わうこと」を目的とする運動です。80歳になっても、自分の歯が20本以上あれば、ほぼ満足できる食生活ができるといわれています。日々のお手入れをしっかりとして、健康な歯を保ちましょう。