運動の効果

運動には、エネルギー消費に加え、身体・生理機能の維持増進や活性化、リフレッシュ効果があるなどの利点があります。最初は気が乗らなくても、続ければきっと楽しさを感じられるはずです。その習慣こそが、ウェイトマネジメントを成功に導きます。

●運動がもたらす生理効果

1.エネルギー消費

運動によりエネルギーを消費することができます。食べ物が少なく肉体労働が多かった時代は、わざわざ日常生活に運動を加える必要はありませんでしたが、現代では飽食の上、室内作業が増え、オーバーしたエネルギーを適度な運動で消費する必要があります。

2.老化防止

運動は血行を良くして栄養分を全身に行きわたらせ、細胞レベルから全身の機能まで活性化します。また心肺機能を高めるとともに、老化や生活習慣病を抑制します。しかし、過度な運動はからだに負担をかけてしまうため、目安として1週間に2,000kcal消費=1日1万歩のウォーキング程度の運動量が、健康のためには良いと考えられています。

身体活動度と相対的危険率

どの年代も、身体活動が増えると、死亡率が下がります。
<身体活動の目安>
・500kcal/週以下…外出も運動もほとんどしない
・500~1,999kcal/週…身体活動は軽微な通勤程度
・2,000kcal/週以上…通勤中の徒歩時間が30分以上(片道)、もしくは積極的なウォーキング以上の強度の運動

3.ストレス解消

運動は目標や達成感を与え、眼前の問題や悩みから、からだを動かすことへと意識を変えるため、ストレス解消に最適です。また、筋肉が伸縮することで、筋肉に溜まった疲労物質「乳酸」を押し流す働きもあります。激しい運動はさらに乳酸を生むおそれがありますが、適度な運動は心とからだのストレスを同時に解放してくれます。