体組成を重視したウェイトマネジメント

●体組成とは

「体組成」とは、体重の中身のことで、体脂肪(皮下脂肪、内臓脂肪)、筋肉(骨格筋、平滑筋・心筋)、骨、水分など、からだを構成する成分のことを指します。
従来の体重やBMI値といった肥満度を計る目安に加えて、近年では「健康的なからだ作りを」という観点から、筋肉量を増やして基礎代謝を高め、骨や体脂肪の量などと、良いバランスをとることを重視するウェイトマネジメントが注目されています。

・体組成を重視する理由

身長と体重が同じでも、同じような体型とは限りません。
体組成が注目されている理由のひとつに、「隠れ肥満」の問題があります。体重は標準範囲内で外見は太っていないように見えても、体脂肪率が高い人はこの「隠れ肥満」の状態にあるといえます。本人に自覚がないこともよく見受けられ、内臓脂肪型であった場合、生活習慣病などにつながる可能性が生じます。このリスクを避けるために、「体組成が重要」と考えられるようになりました。

「体組成を重視したウェイトマネジメント」は、減量のみを目的としたものとは異なります。バランスを意識し、筋肉量を増やして基礎代謝を高めることで体脂肪を減らし、結果として健康的に体重も減る、という状態を理想としています。減量のペースは緩やかながら、リバウンドしにくいのがポイント。そのためには、自分のからだや生活習慣にきちんと向き合ってメンテナンスしていく必要があります。