エネルギーについて

●基礎代謝とは

心臓を動かしたり、呼吸をしたりと、人は安静時でも生命を維持するために臓器を動かし、エネルギーを消費しています。この生きていくために必要な最小のエネルギー代謝を「基礎代謝」、その際に消費されるエネルギー量を「基礎代謝量」と呼びます。基礎代謝量は性別や年齢により異なり、加齢と共に低下します。

●消費エネルギーのキー「基礎代謝量」

基礎代謝量は、人が1日に消費するエネルギー量の、実に60~70%を占めています。性別や年齢で異なることに加えて、体格や筋肉量によっても個人差がありますが、消費を増やせるエネルギーです。つまりこの基礎代謝量を増やすことができれば、運動量が同じでも、ウェイトマネジメントがよりたやすくなるのです。「眠っているときでも消費されるエネルギー」=基礎代謝量をアップして、太りにくいからだを目指しましょう。

●筋肉量を意識した取り組み

基礎代謝量は、ある一定の年齢を境に減少していきます。つまり毎日同じもの、同じ量を食べ、同じ暮らしをしていると、肥満のリスクが高まっていくのです。その一方で、運動などにより筋肉を増やすことで基礎代謝量の増加が望めます。このことから、筋肉量を減らさない/増やす取り組みが、ウェイトマネジメント成功のポイントになることがおわかりいただけるでしょう。

●基礎代謝を落とさないことが重要

厳しい食事制限を行うウェイトマネジメントでは、筋肉量を減らしてしまうことがあります。すぐに体重が減ったように見えても、基礎代謝が落ちた状態では、よりやせづらくなったり、リバウンドもしやすくなります。飢餓状態を感じるからだが、代謝を抑えて脂肪を蓄えるよう働きかける「頭打ち」状態を作ることも。その点、筋肉量を意識したウェイトマネジメントでは、減量のペースは緩やかであるものの、リバウンドしにくいという利点があります。

●「エネルギーの収支」とは?

日々の食事などで得たエネルギーは、消費されずに余った場合、不足時に備えて、脂肪となり体内に備蓄されます。つまり食べて摂取したエネルギーに対して、日常活動や運動で消費したエネルギーが多ければ、備蓄された脂肪が利用され「やせる」、少なければ「太る」ことになるのです。自分の「エネルギー収支」の傾向を知ることで、どこに注力してウェイトマネジメントに取り組めば良いのかがわかります。

●ポイントは「摂取」と「消費」のコントロール

摂取エネルギー量を抑えたり、消費エネルギー量を増やすのは、難しいことばかりではありません。毎日の生活の中でも取り組めるので、できるものから始めてみましょう。