リン

骨や歯の形成、エネルギー代謝にも必須のミネラル

主な働き

・骨や歯を作る主材料で、体内のリンの約8割が骨や歯に利用されます。
・高エネルギー化合物の形成をサポートします。
・体液のpHバランスを整えます。

不足すると

普通の食生活で不足することはまずありませんが、病気や薬剤などにより血液中のリン濃度が低下すると、さまざまな神経症状が現れたり、慢性化すると骨軟化症になります。

摂りすぎると

腎機能の低下や副甲状腺の機能に異常が起こることがあります。


●摂取基準(目安量)※厚生労働省「日本人食事摂取基準2015年版」
18~29歳の男性 1,000mg/日  18~29歳の女性 800mg/日
耐容上限量:18~29歳の男女 3,000mg/日


●含まれる食品
魚介、乳製品等に多く含まれます。
さくらエビ(素干し)、プロセスチーズ、いわし(丸干)、たまご(卵黄)


 

ing_dic037


●関連知識
7大栄養素とは >
7大栄養素⑤ ミネラル >
現代日本人の栄養バランス >
年齢と歯の健康 >
虫歯と虫歯の予防 >

SHARE