エクササイズの種類 無酸素運動

瞬間的に力をこめて行う運動は「無酸素運動」とよばれ、筋肉の維持や強化、全般的な体調の改善につながります。無酸素運動のいくつかを紹介します。

●筋肉トレーニング(筋トレ)

筋肉は摂取したエネルギーを効率よく消費するため、筋肉を鍛え、増やすことにより、引き締まった脂肪がつきにくいからだとなります。筋肉が増えるとからだが熱を生み出す力がアップし、そして体温が上がることにより、からだ全体の免疫力のアップや、体調の改善も期待できます。また股関節や骨盤付近の筋肉をバランスよく鍛えることにより、姿勢がよくなり、歩く、走るなどのさまざまな運動がしやすくなり、ひいては怪我の予防にもつながります。

●ストレッチ、

全身の筋肉と血液循環は密接に関係していて、筋肉がやわらかい状態だと血流がよくなり、からだのこわばりやコリもなく快適なからだの状態が保てます。また筋肉がやわらかいと関節の可動域も広がり、動きも柔軟になってとっさのときの動きもスムーズで、怪我のリスクを軽減できます。ストレッチはスポーツやエクササイズの準備や調整の目的に行う場合もありますが、血流改善、体調改善、体調の維持のために、全ての方におすすめのエクササイズです。

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●ヨガ

紀元前からなんらかの修行方法として発展してきたとされます。「ヨガとは心の作用を整えること」といわれるように、ヨガは自らの心に向き合い、自分に欠けているものが何一つないという「サントーシャ(知足)」という満ち足りた心の状態になることを目指します。ヨガの呼吸、ポーズ、動きは、自らの心を整え導いていくきっかけとなるプログラムで、その種類は多岐にわたります。からだを鍛えたり機能を高めたりすることを直接的に目指すのではなく、ヨガのプログラムを行うなかで自然とからだのさまざまな箇所の筋肉や関節が強化され、また呼吸器や循環器の機能が高められるとされます。

●ピラティス

第一次世界大戦中から大戦後に、傷ついた兵士たちのリハビリ・プログラムとしてドイツの看護師ジョセフ・ピラティスによって開発されました。鼻から吸って口から吐く呼吸法をもとに、インナーマッスルを鍛えて姿勢とバランスを整え、からだ全体を強くしなやかに鍛えることを目的としています。そのためにひとつひとつのエクササイズの正確性を重要視し、エクササイズの対象となる筋肉や骨の各部位に意識をむけてからだをコントロールしていきます。そうすることで集中力を養えるなど、メンタル面でもよい影響があるとされます。