ビタミンB1

糖質をエネルギーに変え、疲労回復をサポート

主な働き

・糖質をエネルギーに変えるサポートをします。
・脳にエネルギーが供給されるように働き、精神を安定させます。
・疲労物質(乳酸)を分解するため、疲労回復を早めます。

不足すると

・疲れやすさ、イライラなどの症状が出ます。
・慢性的に不足すると脚気やむくみ、神経系の疾病などを発症します。

摂りすぎると

必要量を上回った分は排泄されるため、摂りすぎの心配はほとんどありません。


●摂取基準(推奨量)※厚生労働省「日本人食事摂取基準2015年版」
18~29歳の男性 1.4mg/日  18歳~29歳の女性 1.1mg/日


●含まれる食品
豚肉や魚介類、ぬかや胚芽などに含まれます。

100gあたり/1回の使用量あたり
・豚ヒレ肉0.98mg/1切れ80gで0.78mg
・ボンレスハム0.90mg/3枚60gで0.54mg
・ウナギのかば焼き0.75mg/1串100gで0.75mg
・玄米ごはん0.16mg/茶碗1膳150gで0.24mg
・ヒラタケ0.40mg/1/2パック50gで0.20mg


●その他
・調理による損失が大きいので、効果的に摂取するためには、手早く合理的に調理しましょう。煮汁も一緒に摂れる煮物料理がおすすめです。
・エネルギーの消費量が多いと、ビタミンB1の消費も増えるので、スポーツをする人は多めに摂るようにしましょう。また飲酒の習慣がある人も、十分な摂取が必要です。



●関連知識
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