クマザサ
ササの一種で強い生命力をもつ。古来よりさまざまな目的で活用される
特長
・クマザサは、日本固有種の植物で原産地は京都ですが、日本の山間部に広く野性でみられます。古来より食品の腐敗防止目的で、笹寿司に代表されるように食品を包む材料として使われています。近年、クマザサの葉に含まれる精油成分が殺菌、防腐作用を持つことが明らかになりました。
・農業では肥料としても活用されていて、弱った作物にクマザサの微粉末等を与えることにより、作物が元気になることも知られています。
・野生の熊は冬眠に入る前には、越冬に必要な栄養成分を摂取するために、また冬眠後は冬眠中のからだの中の老廃物をスムーズに排泄し、腸内環境を整えるために、クマザサを食べるといわれています。
主な働き
・食物繊維が豊富に含まれ、腸内環境を整えます。
・ファイトケミカルの一種「クロロフィル」が多く含まれ、気になる臭いの対策になります。
・抗酸化作用、免疫力活性作用があるという研究結果も発表されています。