ヒアルロン酸
肌や軟骨など、からだの中に広く存在する水分保持成分
特長
・人間の皮膚の真皮層に存在し、コラーゲンやエラスチンといった繊維がはりめぐらされたすき間をゼリー状のヒアルロン酸がうめて水分を維持し、肌の弾力を保っています。
・ヒアルロン酸分子の中に200~600倍ともいわれる大量の水分を含むことができることから、保湿成分として化粧品に広く配合されています。
・軟骨細胞が軟骨内のヒアルロン酸などを合成しますが、加齢にともない軟骨細胞の機能が低下するとヒアルロン酸などの軟骨の構成成分が不足しやすくなります。
主な働き
・乾燥から肌を守る。
・肌のキメを整える。
・関節軟骨内の水分を保ち、関節軟骨が関節の動きにあわせて柔軟に動けるようにします。
●その他
ニワトリのトサカが原料として用いられていましたが、近年は微生物の発酵によって得ることが多くなりました。