自己肯定とは

無意識にもっている自分自身の捉え方に、目を向けてみましょう。

●自己受容から始める

仕事や家事などをこなす能力、さまざまな人付き合いでのコミュニケーション能力など、自分自身に対してどんなイメージをもっているでしょうか。例えば「コツコツと継続するのが得意なのか苦手なのか」「人付き合いは得意、それとも苦手」「容姿への自信の有無」など、一人ひとり捉え方はさまざまです。人は強みと弱みを合わせもって生きていますが、実際にどういう人間であるかということ以上に、自分自身が自分をどのように捉えているかが、人生の在り方に影響するようです。「私は話が下手で暗い」と捉えるか「私は聞き上手で落ち着いている」と捉えるかで随分と違ってきます。
「こうあるべき」と思う自分と現実の自分のギャップを嘆き、自分を否定し続けるのではなく、「自分はあるがままでよい」とまず認め、自分の欠点、コンプレックス、過去の失言や失敗をすべて受け入れて、「自分はありのままでいい」「このまま生きていていい」と意識的に捉えることで、心の在り方は自ずと変わってきます。まず大切なのは、あるがままの自分を受け入れる「自己受容」といわれています。

●自己肯定が自信へとつながる

自己受容をベースにもつことで一歩進むことができ、徐々に自分を肯定する自己肯定感をもつことができ、成功も失敗も経験が前向きに積み上がっていくようになります。自信の公式を「自己肯定感 × 経験 = 自信」と捉える考えがあります。自己肯定感がなく自己否定感をベースにもっていると、例えば商談がうまくまとまっても「たまたま運がよかっただけ」「相手の機嫌がよかったから」などと捉えて自分の自信として積み上がっていきにくく、一方で自己肯定感をベースにもっていると「私が相手の話をよく聞いたから成果がでた」などと前向きに成功を捉えることができ、この自信を繰り返し積み上げていくことがさらなる自信へとつながっていきます。

参考:「精神科医が教えるストレスフリー超大全」株式会社ダイヤモンド社、「幸せのメカニズム(講談社現代新書)」株式会社講談社、「デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義」株式会社晶文社