マグネシウム
骨の成分である他、300種以上の酵素の働きを助け代謝をサポート
主な働き
・骨や歯の形成をサポートします。
・細胞内のカルシウムやナトリウムの量を調整して血圧を調節します。
・筋肉の収縮をスムーズにします。
・神経伝達を正常に保ちます。
・たんぱく質や脂質、尿素の生成をサポートします。
不足すると
・通常、欠乏症が起こることはありませんが、慢性的に不足すると、狭心症や心筋梗塞など、心臓疾患の危険性が高まる可能性があるといわれます。
・不足状態がひどくなると、神経過敏症などの神経症状、抑うつ症や不整脈などの循環器障害が見られることがあります。
摂りすぎると
過剰に摂っても排泄されますが、腎臓に障害のある人は注意が必要です。
●摂取基準(推奨量)※厚生労働省「日本人食事摂取基準2015年版」
18~29歳の男性 340mg/日 18~29歳の女性 270mg/日
●含まれる食品
木の実(アーモンド、カシュナッツ、いり落花生など)、大豆製品、魚介類、海藻、に多く含まれます。
乾燥わかめ、干しひじき、干しえび、ココア、ごま
●その他
カルシウムを多く摂るほどマグネシウムの排泄量が増えることから、マグネシウムとカルシウムの摂取バランスは1:2が望ましいとされています。