男性の肌の特徴

●皮脂が活発でベタつきやすい

男性の肌は、女性に比べて約0.5mm厚いといわれます。また、男性ホルモンの影響で思春期の頃から皮脂の分泌が活発になり、女性の約2倍の皮脂量を分泌します。一般的に男性の肌は女性よりも脂っぽく、ベタつきがちだといえるでしょう。
年代別では30代男性の油分が一番多く、加齢と共に皮脂量が減少する女性とは異なり、年齢を重ねても皮脂はそれほど減少しません。そのため、見た目にもテカりがちで肌表面が汚れやすく、ニキビなどのトラブルにつながりやすいといえます。

●水分量が少なく乾燥する部分も

その一方で、男性の肌は女性よりも30~40%も水分量が少ないといわれます。額から鼻にかけてのTゾーンはベタつきやすく、頬からあごにかけてのUゾーンは逆に乾燥しやすい状態です。

●シェービングでダメージを受けやすい

男性は日常的にシェービング(ひげそり)をする場合が多く、ダメージを受けやすいといえます。ひげと一緒に角質層まで削り取ってしまうため、細かな傷ができたり、赤みやひりつきを感じることも。そのまま放置してしまうと、肌トラブルに発展してしまうこともあるので注意が必要です。

●体臭が気になりやすい

全身に分布する皮脂腺・汗腺の場所に男女差はありませんが、男性の方が皮脂の分泌量が多いといわれます。汗は本来無臭ですが、肌の上に存在する菌によって分解されることで体臭のもとになることが知られています。

・エクリン汗腺
小汗腺ともいわれ、全身にくまなく存在します。

・アポクリン汗腺
大汗腺ともいわれ、耳のまわりやわきの下、乳首、へそ、外陰部などに多く存在します。ここから分泌される汗は、特に悪臭の原因になりやすいとされます。

・皮脂腺
全身の毛穴には皮脂腺があり、汗と一緒に皮脂を分泌して肌のうるおいを保っています。汗に皮脂が混ざるとバクテリアに分解され、体臭の原因になります。また、皮脂に含まれる脂肪酸は加齢臭の原因になるといわれます。

男性の肌トラブル

「皮脂が多い」「水分量が少ない」「シェービングでダメージを受けやすい」という肌特徴から、男性は次のようなトラブルや悩みを抱えやすいといえます。

皮脂が多い:テカリ・ニキビ、体臭
水分量が少ない:乾燥・肌あれ
シェービング:赤みやひりつき、肌あれ・かぶれ

このようなトラブルや悩みを解消するためには、過剰な皮脂を取り除いて肌を清潔に保つことや、十分な保湿で乾燥を防ぐこと、シェービング後のお手入れをきちんと行うことなどが大切です。