腸内環境とは

腸内には100から1,000種類、100兆個から1,000兆個以上の細菌が生息しています。

●バランスが大切な腸内細菌

腸内にはビフィズス菌などのからだに有益な菌である善玉菌、大腸菌などのからだに有害である悪玉菌、そしてどちらでもなく優勢になったほうの味方をする日和見菌の3種類があります。この3つの菌がバランスよく存在することで、腸の働きを健康に保っています。
ヨーグルト、みそ、納豆などの発酵食品や食物繊維を多く含む野菜や果物を食べることで、善玉菌を増やすことができます。一方、動物性脂肪や肉類などの過剰摂取は、悪玉菌を増やします。またストレスにより、消化管の中でカテコラミンという神経伝達物質が分泌され、この物質により腸内で悪玉菌が増え腸内環境を乱すといわれています。

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