口臭の対策

口臭には虫歯、内臓の病気が原因の場合もあります。自分の口臭に不安がある場合は、専門医を受診しましょう。ここでは歯周病、舌苔による口臭の対策を紹介します。

口臭のもととなるのは歯についた歯垢(プラーク)、舌苔がほとんどといわれます。プラークは歯の表面につく白くやわらかいもので、口の中の食べカスをエサとして増殖した細菌の塊です。プラークは約2日間で歯石に変わり、歯石に変わると歯磨きでは落とすのが難しくなります。よって、プラークをできるだけ増やさず口の中をよい状態に保つ必要があります。舌苔とは舌の表面にある白い苔状のものです。誰にでも多少の舌苔はありますが、増えすぎると口臭が発生しやすくなります。プラーク、舌苔には以下のような対策をとっていくとよいでしょう。

●唾液を増やす

唾液は口の中の食べカスや病原微生物などを24時間洗い流しています。唾液には殺菌作用、舌苔をよい状態に保つ作用、歯や粘膜のコーティング作用、歯のエナメル質を修復する再石灰化作用があります。固いものを食べて噛む回数を増やす、よくしゃべることは、唾液を増やすことにつながります。また、口臭対策用のタブレットやガムなどの製品を活用し、唾液を増やしてもよいでしょう。

●歯磨きのタイミング

食後すぐは食べ物と唾液の流れで口中の細菌は最も少なくなっています。細菌の塊であるプラークは食後8時間くらいから形成されます。食後すぐは口腔内が酸性に傾いているため、歯磨き粉で歯を磨くと歯のエナメル質を削り粘膜をいためてしまいます。食後は口をすすぎ、歯間ブラシなどで口腔内に残る食べカスを取り除きましょう。プラークの原因となる細菌が最も口腔内で増えるのは唾液が減少する睡眠中であるため、歯磨きのタイミングは就寝前と起床時がよいとされています。舌苔は必要に応じて起床時の歯磨きのときに一緒にお手入れするとよいでしょう。

●食生活で

口臭予防には緑黄色野菜や海藻などのアルカリ性食品を多くとり、栄養バランスがとれた規則正しい食生活を送りましょう。臭いをおさえるカテキンを豊富に含む緑茶を食後に飲むのもおすすめです。梅干しはコレラ菌に効くほどの強い殺菌作用と菌の増殖を持続的に抑える静菌効果があるとされ口臭予防に効果的です。