GI値とGL値
糖質コントロールを考えるときに、参考になる数値としてGI値とGL値があります。
●GI値とは
GIは、グリセミックインデックスの略で、GI値は血糖指数を意味します。ある食品を一定量食べたときに、どれだけ血糖値を上げるかを示す数値です。GI値が高い食品ほど、血糖値が急激に上昇し、その結果、インスリンが多く分泌されます。GI値が低い食品は、同じ量をとっても血糖値が上がりにくいとされます。
●GL値とは
GLは、グリセミックロードの略で、GL値は、GI値にさらに食べる量を計算して、算出する値です。GL値は、以下の式で求められます。
GL値=GI値×食品に含まれる糖質量÷100
GI値が低い食品でもたくさん食べると、糖質の量は増えてしまいますので、GI値だけで判断するのではなく、食べる量も鑑みてGL値で判断していきましょう。
一般的に、高GI値は70以上、中GI値は56~69、低GI値は55以下で、高GL値は、20以上、中GL値は11~19、低GL値は10以下とされています。